ありそうで無かったアセアン10カ国を短時間で学べる講座です。
この地域へ出張されたり駐在をされる皆さんは、実は、一カ国だけでビジネスが完結しないことをご存じだと思います。一カ国では経済規模が小さすぎますし、アセアンはすべて連結し合って助け合っています。
ASEAN(東南アジア諸国連合)や AEC(アセアン経済共同体)を通じた経済的な結びつきもそうですが、現地の人々も英語を駆使して、あるいは、同じ民族性を活かして、すさまじい速さで情報交換をしています。
ありそうで無かったアセアン10カ国を短時間で学べる講座です。
この地域へ出張されたり駐在をされる皆さんは、実は、一カ国だけでビジネスが完結しないことをご存じだと思います。一カ国では経済規模が小さすぎますし、アセアンはすべて連結し合って助け合っています。
ASEAN(東南アジア諸国連合)や AEC(アセアン経済共同体)を通じた経済的な結びつきもそうですが、現地の人々も英語を駆使して、あるいは、同じ民族性を活かして、すさまじい速さで情報交換をしています。
例えば、シンガポールには欧米のスタンフォード大学などの大学院が終結していますが、そこで、アセアンの起業家たちが果敢に学んでいます。ビジネスのコネクションがそこでも生まれているのです。ところが、そこに日本人の姿を見ることはあまりありません。
この講座は、そのようなアセアン加盟国の全10カ国をカバーして、国の概況から、地域の地政学的なとらえ方、独立年から占う人々の今の意識や勤労観を押さえて、後半は、彼らを導くための行動の基本をカバーしています。
講師の河谷隆司は、主にアジア太平洋で働く異文化マネジメント・コンサルタントです。1992年から17年間近くを、マレーシアの首都・クアラルンプールで過ごしました。現地のシンクタンクの招聘で研究員として渡馬したのがきっかけでした。過去、一貫して、日本人赴任者と現地のマネージャーたちのコラボレーションを支援しています。
クアラルンプールから、アセアンを含む、インド・台湾・香港・中国・韓国・日本を含むアジア太平洋を訪れ、日系・地場企業、政府機関の異文化マネジメント上の様々な課題に取り組んでいます。
アジア以外にも、北米・ドイツ・イギリスなどへも出講しており、世界行脚を通じて、100名超の現地人ビジネスパーソンや研究者、日本人赴任者へのビデオインタビューを実施しており、一部は、YouTubeで視聴することが出来ます。
この速習講座<基礎編>の元になっている情報は、すべて、そのような現地での会話や研修現場で彼らから直接聞いた言葉がベースになっています。
ネットで得られる情報ではなく、現地の人々の体温が感じられる解説になっていれば嬉しいです。現地で撮影した写真も一部収めています。現地の生の声を集めてそれをお届けするのが私のミッションです。
この基礎編では10カ国の異文化を俯瞰して、自分も行ってみたい!と胸を膨らませて頂ければ私としても最高です。日本では体験しえない多文化社会で苦しみながらも、明るく生きてきた彼らの人生観と働き方を、静かに、したたかに教えてくれるのがアセアン10カ国の人達なのです。
■講座のプログラム
Part 1 アセアンを掴む
・アジア太平洋とアセアンの連結性
・アセアンの地の利と経済回廊
・アセアン各国の人たちの今の意識を感じてみる
Part 2 アセアン10カ国を知る
・10カ国の社会文化、勤労観のキーワード、動機付けのフック
Part 3 アセアンの人々を導く
・現地で慕われるリーダーの黄金律
・当事者意識を共有するエンゲージメント・プロセス
・アセアンでの対人行動の規範
・相手との距離を縮めるFORMの法則
■講座で学べること
①世界へ通じる「ゲートウェー」としてアセアンを捉える思考法
②各国の生身の人々の価値観、働き方の特徴を現地エピソードによって体感する
➂日本の発展に不可分の現地の人たちの「リーダー役」になる考え方を理解する
アジア地域を勉強している学生さん、出張やリモートで現地と関わりのある方、赴任の予定のある方や赴任されている方、社内研修の講座を企画されるご担当者には、ピタリの内容です。ご参加ください!
天然資源が輸出総額の90%以上を占める特異な経済構造をもつブルネイ王国。この国には、個人所得税や消費税はなく、医療・教育費も無料だ。いずれ枯渇する資源に左右される経済の多角化が国のテーマですが、ハングリー精神など、ジレンマもあるのです。
狂信的な共産党のポルポト政権下でおびただしい数の国民を大量虐殺で失ったカンボジアは、ゼロからの復興をせざるを得ませんでした。そのような環境下にある現地の人々は「企業で働く」ことに対して、どのような勤労観を見せるのでしょうか?
講師が17年にわたってアセアンの全10カ国とどのように関わってきたのか~1992年に現地で起業した、ひとりのコンサルタントの軌跡が参考になれば幸いです。
まず、速習講座の特徴と習得目標を理解しましょう
アジア太平洋におけるアセアンの位置づけを把握し、アセアンが世界へのゲートウェーであることを理解しましょう
インドシナ半島の陸のアセアン5カ国は3つの「経済回廊」によって結びついています。近隣国との連結と反目もこの地域の現実です
独立年からみるアジア太平洋の人々の意識とは、どのようなものなのでしょうか?
人々の成長欲求を大きく左右するGDPから俯瞰すると、どのような現地の人の今の意識が見えてくるのでしょうか。全10カ国を比べてみましょう
各国の解説に入る前に、政治の安定と産業の高付加価値化によって、更なる飛躍が期待される7カ国の概要を知って頂きたいと思います。
英国の歴史哲学者アーノルド・トインビーが1965年の講演で「50年後に発展する国」として中国、韓国、日本、 ベトナムを挙げた理由は何だったのでしょうか。南北に長い国の地域性、日本との関係、特異な国民性を知りましょう。
アセアンの中で唯一植民地化を免れたタイには、どんな独特の勤労観が生まれたのでしょうか? ストレスー免疫ー帽子のかぶり分けとは?
アセアン断トツ、日本よりも高い一人当たりのGDPを有するシンガポール。その発展へのドライブはどこにあるのでしょうか? 日本企業はこの国の「一流人材」を獲得できているのでしょうか?
アセアンの大国といえば人口3億人も視野に入るインドネシア。イスラム教の教義と日本の伝統的価値観の対比から見える、日本人の気づかない共通点とは何でしょうか?
多民族国家の優等生と言われるマレーシアは、マレー系、中国系、インド系の3民族が、微妙な社交的ディスタンスをとりながらも融和的に暮らす知恵があります。そのキーワードとは? 講師もクアラルンプールで起業し、17年を過ごしました。
協調性•同胞意識•忠義という独特のFilipino Valuesで知られ、貧困にも喘ぐフィリピンの人々の日常に思いを馳せてみましょう。新興国に赴く駐在員や出張者は、フィリピンからどのような教訓を学べるのでしょうか?
ラオスはアセアンの中で唯一、海に面していない内陸国です。その美しさは「メコンの宝石」とも評され欧米人の人気リゾートです。日系企業も少ないこの地は、北部を中国雲南省と接しており、中国の影響力は絶大です。
ミャンマーは国連から最貧国と分類される一方で、「アジア最後のフロンティア」と期待されています。2011年の民政移管以降は、多くの日本企業も進出し、海外で技術を身に着けたミャンマー人が帰国し、起業ラッシュとなっています。
講師がアセアン10カ国を訪れ、現地の人達と密接な交流をする中で、浮かびあがったリーダーとしての「黄金律」を紹介します。出張や赴任で行く方は、年齢に関わらず、高度な情報の移転者であるという意味から「リーダー」の視点からの行動が大切になってきます。
人の動機付けで最も重要なアプローチがエンゲージメントという考え方です。当事者意識を植え付け、自分のこととして、物事を感じ取ってもらえれば私たちの仕事はずいぶん楽になります。アジア流の動機付けの基本知識を得て下さい。
尊敬 • 温かみ • 表現力 • リーダーシップの4つの次元に分かれるアセアン流の対人行動を紹介します。アセアンは多文化社会で他人とどのように葛藤に対峙しながら付き合えばいいのかを教えてくれる先生です。多くのことを学んで欲しいと思います。
民族間や対人間の衝突をうまく回避しながらも、深く懐に入るコミュニケーションのコツが現地流です。この機微は、日本人がアセアンから学べる大きな知恵と言えるでしょう。現地のエピソードを聞いて下さい。
コース終了おめでとうございます! お疲れさまでした!
講座の知識と現地の声は、現地の人々とのコラボレーションに必ずや役立つことでしょう。
最後にお願いです。ぜひ、コースレビューをお寄せ頂けると有難いです。
お元気でご活躍下さい!
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